必殺ブログ

2011年10月17日(月)
【#13「お加代、りつの殺しを頼まれる」】
#13「お加代、りつの殺しを頼まれる」


加代は焼き芋を売り歩く仕事をしていた。
不景気で、なかなか芋は売れず結局は家に戻って来た。
順之助に出くわし芋を買うように頼むが実家に帰って夕食を食べるとの事。
順之助にも買ってもらえず仕方なく自分で食べる事になる。
自宅に戻ると若い女性が待っていた。
どうやら頼み事があるらしいが…どうも訳ありらしい。
用件は言わずに頼み料の5両を見せる。
あまりの金額の多さに加代は驚く。
大金に目が眩んだ加代は頼み事も聞かずに安請け合いしてしまう。
加代が用件を聞くと仕事人を探して殺して欲しいと言う内容だった。
若い女性に案内された家は何と主水の家だったのだ。
殺しのターゲットは主水の妻・りつだったのである。
殺しの相手が、りつだと知った加代は女性にお金を返そうとするが受け取ってもらえず…その場から消えてしまった。
事態に混乱する加代だった。

一方、中村家では主水が朝食の真っ最中。
りつが出掛ける為に、お膳を片付けようとして主水が慌てる。
りつは主水に内緒で奉仕の会で奉仕活動をしていた。
お金にもならない事をしているりつに主水は文句を言うが逆に、せんに奉仕活動をしているのは子供が居ないからだと嫌みを言われる始末…。
そんな時、外からアジトに集合する合図があり主水は急いで家を出る。
アジトに集合した仕事人達…。
遅れて来た主水は仲間達の様子がいつもと違う事に気付き始める。
仕事料を見た主水は嬉しそうな顔をしていた。
主水がターゲットの名前を聞くと勇次が一言、主水の妻だと言う。
それを聞いた主水は冗談だと思っていたが無言の仲間達を見て冗談ではないと悟った。
狙う理由がサッパリわからない仲間達は加代を問い詰めるが何もわからない。
加代は主水に狙われている動機を聞くが知る由もなかった。
仕事料を受け取った以上は断る訳にもいがず主水は頼み人の素性を探るように仲間達に言いアジトを去る。
奉行所に来た主水は上司の田中に嫌味を言われて頭が痛い。
りつの奉仕活動の話しは田中の耳にも入っていて、また嫌味を言われてしまう。
奉行所に居れなくなった主水は見回りに行くと言い田中の側からいなくなる。
その頃、りつは奉仕活動の真っ最中!
昔の知り合いに偶然、出逢う。
裁縫の学校で一緒だった女性だった。

奉仕活動が終わり帰宅するりつを秀が尾行を始める。
その途中に加代が、りつに悩み事はないかと聞く。
迷っていた…りつだが加代に子供の事を相談するが恥ず
かしくなり急いで去って行った。
加代は呆れ顔で文句を言う。
その頃、お民は順之助の家で勉強を教えてもらっていた。
順之助の家に加代と秀が来た。
りつの話しをする3人。
秀の話しでは、怪しい素振りはなかったと言う。
主水の心配をする順之助であった…。
その日の夜、主水は何者かに襲われ相手の頭巾を取るとりつだった。
慌てて起きる主水…。
どうやら夢の中の出来事だったらしい。
隣で寝ている筈のりつの姿がなく慌てる主水。
りつは眠れなくて外を見ていた。
主水は、りつにさり気なく探りを入れるが…はぐらかされてしまう!
翌朝、染物問屋・伊勢屋の看板が下ろされ田島屋になる。
伊勢屋の屋敷に居る若い女性…。
田島屋の主が若い女性に早く屋敷から出るように言う。
若い女性の名は小雪…。
小雪には兄が居たが死んでしまっていた。
兄が新しく開発した染料の権利書は借金のカタに田島屋に奪われていた。
小雪の将来を心配する田島屋は、こうなってしまった責任は中村りつのせいだと小雪に言う。
小雪の兄は、りつに騙されて自殺してしまった。
小雪のりつに対する恨みの筋は、これが原因だったのだ!
そこへ小雪の恋人である長二郎が来る。
長二郎は小雪に新しい染料を見つけ出したから2人で再出発しようと言うが屋敷から出て行ってしまう。
それを見ていた田島屋の主は長二郎の存在を気にしていた。
その夜、田島屋の主は勘定吟味役・真垣と長二郎が見つけ出した新しい染料を狙う話しをしていた。
翌朝、奉仕の会に長二郎がやって来た。
長二郎に声を掛ける1人の女性。
その女性は、前にりつが奉仕活動で再会した人。
りつは女性の素性も知らなかった。
何故か長二郎は、その女性の存在が気になっていた。
その日の夜、その女性は田島屋の屋敷に帰って来た。
女性は田島屋の妻だったのだ。
身分を隠してまで奉仕活動をしているのは何かを企んでいるからだった。
奉行所からの帰りに勇次の家に主水が来ていた。
主水は、りつに狙われている理由を聞く事が出来ずにいた。
そんな主水を見て勇次は一緒に酒を飲む気にならないと言う。

真垣が田島屋を呼び出して逢わせたい人物が居た。
その人物とは将軍様お側御用人である水野と言う男と親しい間柄の小野寺と言う男だった。
田島屋は金の力を使い水野に取り入るように頼む。
勇次が夜の街へと繰り出していた。
勇次が入った店で慣れない仕事をしている小雪だった。
その姿を見た長二郎は店から連れ出そうとするが小雪は嫌がる。
慌てて自分の家に帰った長二郎は有り金を探しまくるが足りない。
そこへ奉仕の会で知り合った、るいが長二郎を心配して訪ねて来た。
勇次は小雪と一緒に居た。
小雪に長二郎の所へ行くように説得する。
長二郎は、るいに大金が必要だと言う悩みを打ち明ける。
小雪をあの店から解放させる為には20両もの大金が必要だった。
その話しを聞いた、るいは自分が何とかしたいと言うが…どうにもならない。
そこで、るいは長二郎の新しく開発した染料の研究をお金にしてはと提案する。
小雪を救い出せる為ならと長二郎は、るいに染料のメモを渡してしまう。
長二郎は、るいの名前を聞き出す。
るいは…また、りつと名乗っていた。
そこへ店を抜け出した小雪がやって来た。
小雪は、りつが別人である事を知る。
小雪は長二郎を連れて、るいの尾行をする。
その頃、長二郎から染料のメモを騙し取った悪者達。
悪者達の話しを盗み聞きしていた長二郎と小雪は見つかってしまう。
騙された事を知った2人は激怒する。
小雪は真垣に捕まり屋敷の部屋に連れて行かれ乱暴されかけるのを長二郎が助けようとするが真垣に刺されしまう。
それを見た小雪も同様に刺されてしまった。
刺されながらも長二郎の側へと近付く小雪だが長二郎は既に息絶えていた。

その夜、秀は簪を作っていた。
水を捨てに外へ出て家に戻る時に女性がフラフラと歩いている姿を見て近寄る。
女性は血だらけだった。
その女性は小雪であった。
加代へ人違いだったと伝えて欲しいと秀に頼む。
秀が何かの気配を感じ小雪から離れる。
田島屋達が小雪を探しに来て連れ去って行った。
翌朝、川で心中した死体が見付かる。
それは長二郎と小雪だった。
田島屋達の企みで2人は心中に見せかけられてしまった。
主水は心中ではないと田中に言うが却下されてしまう。
アジトに集まる仕事人達。
加代は小雪から預かった5両を頼み料として恨みを晴らして欲しいと頼む。
仕事料を受け取った仕事人達は小雪の恨みを晴らすべく出陣するのだった。

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