必殺ブログ

2011年10月19日(水)
【#14「主水、節分の豆を食べる」】
#14「主水、節分の豆を食べる」

所用で出掛けていた秀は帰る途中で仕事人同士の対決を目撃する。
秀は相手に見付からないように身を潜める。
相手の男を倒した若い仕事人は秀が対決を見ていた事に気付いてしまい口封じの為に襲い掛かって来た。
仕方なく秀は懐に隠していた簪を手に逃げ回る羽目になってしまった。
若い仕事人は秀と対決する。
ところが秀は手の甲に傷を負ってしまい命の危険を感じた秀は闘うのを止め逃げる事にした。
しかし相手の仕事人は、しつこく秀を追い掛けて来る。
秀の帰りを待つ加代・順之助・お民の3人。
あまりにも秀の帰りが遅い為、心配になった…お民は待ち切れずに迎えに行くと言い出す。
順之助は勉強があるからと帰ろとしたが加代に捕まり文句を言われる。
結局、3人で手分けして秀を探す事に…。
その頃、秀は仕事人を撒いて河原で傷の手当てをしていた。
しかし見付かってしまい殺されかける。
そこへ秀を探しに来た、お民が声を掛ける。
仕事人はお民の姿を見て驚いていた。
お民のおかげで命拾いをした秀だった!
お民は秀に抱き付き離れようとはしない。
そこへ、お民を探しに来た加代が2人を見付けて安心する。
秀は仕事人が、お民を知っている事に対して疑問を感じ始めたのだった。

その日の夜、祭りで街は賑やかだった。
秀は、お民を連れて屋台を見て歩く。
その姿を見付けた仕事人…。
節分の豆まきを始めていた両替・銭屋へ不審な2人がやって来た。
奴らは仕事人だったのだ!
あっと言う間に仕事を終えて消え去る。
仕事人達は銭屋から有り金を奪っていた。
その頃、中村家でも豆まきが始まり…主水とりつがイチャイチャしていた。
それを見た、せんは嫉妬して主水に大量の豆をぶつける。
玄関へ逃げる主水に豆をぶつけた所、上司の田中がやって来た。
主水が避けた為、田中に豆が当たり謝る…せんとりつ。
田中は事件が起きた為、主水を迎えに来たのだった。
お祭りに来ていた加代は、あの仕事人がやっている…モグラ叩きに興味津々!
お金が貰える事を知り欲に目が眩んだ加代は何度もやる。
モグラ叩きで、すっかりお金を取られてしまった加代は順之助の母親から、お金をせびろうとしていた。
金を数えていた仕事人は人波を掻き分けてやって来た同心の姿を見る。
主水の話しを聞いた仕事人は、その場から姿を消す。
翌朝、元の仲間だった男を見付けて元締めである霞の平蔵へ手紙を渡すように頼む。仕事人は自分の名前を告げて去って行く。主水は朝から殺しがあった現場へ来ていた。
その時、折れた簪の先を見つける。
直ぐに誰の物か気が付く!
その姿を無言で見つめる1人の男の存在を知り何かを感じ取っていた。
秀は折れた簪を無言で見ていたら気配を感じ取る。
相手は主水だった!
主水は秀に今朝あった殺しの話しを始めた。
そして秀に拾った簪を見せる。
主水は、あの殺しは裏稼業の仕業だと言う。
秀は主水に、きのう遭遇した話しをする。
自分でケリを付けるから迷惑はかけないと主水に約束をする!
主水は秀を襲った相手は霞の平蔵の仲間で小平次と言う男だと秀に教える。
平蔵を裏切った小平次は何故、江戸に戻って来たのかが疑問だった。
秀の家から去った主水は加代に秀を見張るように頼む。
霞の平蔵は小平次からの手紙を受け取った。
小平次治の存在を知った霞の平蔵は何かを企んでいた。
その頃、小平次は勇次の家に来ていた。
昔…おりくに世話になったので挨拶に来たと言う。
借りていた5両を勇次に預けると去って行った。
小平次が気になる勇次だった。
秀が書き置きを残し行方をくらました。
アジトに集まった仕事人達。
主水は加代に文句を言いまくり!
勇次が小平次が訪ねて来た事を話す。
主水は小平次に対する不信感を募らす一方だった。
その日の夜、小平次を見つけ出した秀は尾行を開始!
平蔵は若い女と一緒に居た。
そこへ小平次が来て若い女を始末する。
平蔵との決着を付ける為に小平次は自らやって来たのだった!
その話しを秀は盗み聞きしていた。
加代は主水に文句を言われたので秀を探していたが見付け出す事が出来なかった。
疲れて帰って来た加代は、お民の世話をさせていた順之助と秀の話しをする。
秀なら心配いらないと順之助に言い帰らせる。
秀は小平次の家を突き止めた。
外で見張っていると怪しい2人組が来て家に爆弾を仕掛けた。
秀は小平次の家に行き急いで逃げるように言う!
秀のおかげで間一髪の所で命を救われた小平次だった。

秀と小平次は身を隠せる場所に居た。
小平次に何故、お民を知っているのか?と問い質す!
小平次は、お民との関わりを話し始めた。
昔、お民の父親と組んだ事があるとしか言わない。
秀は、その言葉を信用できずにいた。
あの日の小平次との決着にあくまでもこだわる秀。
プライドを傷付けられた秀は再び小平次との決着の約束を取り付ける!
小平次は平蔵に裏切られた事を秀に話し始めたのだった。
平蔵を許せなかった小平次は腐りきった性根を直す為に江戸へ戻って来たと言う。
翌朝、秀は小平次に俺との約束は忘れるなと言い去って行く!
小平次を殺し損ねた平蔵は昔の仲間を使い罠を張る。
昔の仲間は小平次を裏切り平蔵の手下になっていた。
夜になり小平次は昔の仲間と共に平蔵へ逢いに行く。
小平次は仲間が裏切った事など知る由もなかった。

平蔵が待つ場所へ小平次は来た。
平蔵との話し合いが決裂した小平次は平蔵を殺そとしたが逆に裏切った仲間に殺されてしまう。
その瞬間を見た秀は小平次の側へ近寄る。
秀に気付いた小平次は、お民は自分の妹の子供だと正直に話した。
妹は男に騙された上に病気で死んでしまったと告げる。
お民の素性を知った秀は苦悩する。
小平次はお民の事を頼むと告げ息を引き取る。
秀は小平次の恨みを晴らそうと憎しみの炎を燃やしていた。
翌朝、アジトに集まる仕事人達。
霞の平蔵の汚い裏稼業の正体を知った仕事人達は抹殺する事を決めるが頼み人は居ないし仕事料もない。
そこで勇次が小平次から預かった5両を仕事料にして恨みを晴らす事になった。
霞の平蔵達を抹殺する為に仕事人達は出陣するのだった!

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