2011年10月24日(月) 【#15「順之助、いよいよ受験する」】 江戸で大評判の絵草子・江戸の目に主水が立ち小便をしている姿が描かれていた。 偶然にも加代が買ってしまい話が大きくなる。 加代は早速、秀の家に行き絵草子を見せに行く。 仕事中の秀は仕方なく見るが苦笑い…。 瓦版に書くネタで勇次の家に強請りがやって来ていた。 勇次は断固して金など払う気はなかった。 そこへ加代がやって来て勇次に軽はずみな行動を慎むように言う。 あまり目立ってしまうと裏稼業がバレてしまうからである! 釘を差す意味で主水が載っている絵草子を見せる。 夜、奉行所から帰宅した主水。 玄関の前では、せんとりつが怖い顔をして待ち構えていた。 主水はビックリしていたが、りつから渡された絵草子を見るが自分ではないと言い張る。 しかし、せんとりつは主水以外の何者でもないと言い主水に罰として夕飯抜き。 主水はガッカリする。 翌朝、主水が奉行所へ行くと絵草子の事が既に知られていて上司の田中に文句を言われる。 主水は絵草子を書いた人物を捜し出す為に奉行所から居なくなる。 その頃、順之助は寺の境内で一羽の鳩に餌をやっていた。 順之助は鳩を餌付けしていたのである。 何かに利用する為だったのだ! 順之助が通っている塾に脇坂新太郎と言う塾生がいる。 新太郎は家が貧乏な為、塾の月謝が払えず雅之進の父親から援助を受けていた。 その事で日頃から雅之進のワガママに付き合わされる新太郎だった。 この日も雅之進の言いなりになっていた新太郎を見た順之助は文句を言うが、どうする事も出来なかった。 主水は絵草子を書いている絵師・長次郎を見付け出して文句を言う。 長次郎は偉そうにしている人間が大嫌いで、そんな理由から絵草子のネタとして書いていたらしい。 主水は、たいした役人ではない事を長次郎に言い納得する。 主水は長次郎に名誉挽回の為に自分が手柄を立てたら載せるように無理矢理だが約束をさせる。 夜になると主水は長次郎を見回りに付き合わせる。 そんな時に外で本を読んでいる若者に出逢う。 長次郎は若者を知っていたようだった。 名前は脇坂新太郎と名乗った。 名前を聞いた長次郎の様子が変だった。 主水は若者が家出して来たと思い疑い始める。 若者には両親が居ない。 肉親は姉だけだった。 その姉の帰りを待っていたのだった。 その話を聞いた主水は同情する。 翌朝、加代は受験生をターゲットにした商売を始めていた。 そこへ秀とお民が神社にお参りする為にやって来た。 加代は、秀をからかうが無視をする。 神社で雅之進の父親である坂出三十郎は雅之進の成績が悪い為、儒学者・山野に裏から手を回して試験問題を入手するように頼むが不可能だった。 そこへ、お参りに来ていた新太郎と姉の月江の姿を見る。 新太郎が秀才だと知った坂出は何かを企んでいた。 坂出は自分の屋敷に月江を呼び出していた。 坂出の話は新太郎に試験で不正をするように月江に頼む事だった。 月江は断固、拒否をしていた。 山野は新太郎に答案用紙をすり替えるように月江に頼む。 言う事を聞けば今後の新太郎の将来は坂出が面倒を見ると言うが月江は拒否する! 月江が帰った後、学費の事で疑問を感じ始めた2人は山野の知り合いの瓦版屋に探らせる事にする。 夜になり自宅に帰った月江は新太郎が辛抱して勉強をする姿を知り心配する。 山野が頼んだ瓦版屋は長次郎だった。 早速、長次郎は月江の家に行く。 月江が外出した姿を見た長次郎は尾行を開始する。 そこで主水に逢ってしまい連れて行かれてしまう。 怪しい男が1人、月江の尾行を始めたのだった。 勇次が夜遊びをしに来ていた。 外から怪しい女性を見掛け一緒に居た遊女に話を聞く。 そんな時、勇次は怪しい男を見掛けて上から水を掛ける。 主水は長次郎と一緒に居た。 何故か意気投合した2人は仲良くなる。 長次郎は主水に手柄を立てさせたい為に試験問題の不正を突き止めるから協力してくれと頼む。 主水も協力する約束をするのだった! 新太郎は坂出達に呼び出され姉・月江が自分の身を売って金を稼いでいる事を告げられるのだった。 信じられない新太郎だった。 坂出達の仲間には瓦版屋が居て月江の事を記事にすると言い出した。 新太郎は追い詰められていた。 坂出達は新太郎に、ある交換条件を出した。 試験日に息子の雅之進と答案用紙を交換しろと脅して来たのだった。 嫌がる新太郎に月江の記事を世間にバラすと言われるが信用しなかった。 瓦版屋が新太郎に今夜でも月江の尾行をして確かめるように告げる。 夜になり新太郎は月江の尾行を開始した。 月江は、ある建物に入って行った。 そこで瓦版屋に声を掛けられる。 坂出達も一緒だった。 坂出達は新太郎を建物の中へと連れて行き隠し穴から中を覗かせる事にした。 新太郎が見た物は月江が見知らぬ男に身を任せている姿だった。 自分の学費を稼ぐ為に身を売っている事を知ってしまった新太郎は坂出達の交換条件を飲む事にした。 そこで瓦版屋に声を掛けられる。 坂出達も一緒だった。 坂出達は新太郎を建物の中へと連れて行き隠し穴から中を覗かせる事にした。 新太郎が見た物は月江が見知らぬ男に身を任せている姿だった。 自分の学費を稼ぐ為に身を売っている事を知ってしまった新太郎は坂出達の交換条件を飲む事にした。 その夜、内職していた加代の家に順之助の母親が訪ねて来た。 母親は加代に表札を持って来るように依頼した。 加代が目を付けたのは主水の表札だった! 主水の表札を入れて4軒分を順之助の母親に渡した。 お金を受け取った加代は嬉しそうに帰って行った。 その頃、順之助は試験の事で頭が一杯。 そこへ加代が夜食を持ってやって来た。 加代は順之助に解答を教える方法を考えるように提案をする。 順之助は餌付けした鳩を使う方法を思い付き加代に協力を頼む。 やはり勉強が頭に入らない順之助はカンニングする事にしたのだった。 順之助の母親は仏壇の前に4軒分の表札を飾っていた。 それを見た順之助は主水のを見付けギョッとした。 順之助の手のひらにはカンニングの為の文字が沢山、書かれていた。 翌朝、長次郎は不正の証拠を掴む為、木に登って試験会場を見ていた。 いよいよ受験が始まった。 坂出が試験会場に来て新太郎を監視していた。 坂出の策により雅之進は新太郎の真後ろの席になっていた。 順之助は答えがわからずカンニングしようと手のひらを見たが文字は消えてしまっていた。 順之助に鳩を使ったカンニング方法を頼まれた加代は解答が書かれた紙を鳩の足に括り付けて試験会場まで飛ばそうとしていた。 そこへ加代の知り合いの女性が来て鳩に餌である豆を蒔いた為、鳩が暴れ出してわからなくなってしまった。 試験会場では鳩を待っていた順之助は諦めていた。 そこへ坂出の仲間である瓦版屋がやって来て、ちょっとした騒ぎを起こす。 その隙に雅之進と新太郎は答案用紙を交換したのだった。 誰にも見られてはいない筈だったが外で監視をしていた長次郎は見てしまっていた。 試験が終わった順之助を加代が心配になり試験会場の外で待っていた。 順之助は今回もダメだったと諦めてしまう。 長次郎は橋の上で月江と偶然にも出逢ってしまった。 月江と長次郎は昔からの知り合いだったのだ! 長次郎は月江に答案用紙のすり替えるがあった事を話してしまう。 2人は真相を新太郎から聞き出す事にした。 試験会場で新太郎を待っていた2人は話をする為に、どこかへ連れて行く。 その後を尾行する怪しい男が居た。 尾行していた男が坂出達に新太郎が長次郎に連れて行かれた事を話す。 それを知った坂出は急いで屋敷を出る。 3人は長次郎の家に来ていた。 新太郎に真相を訪ねるが答えない。 月江が身を売っていた事を話すが2人は平行線だった。 新太郎は長次郎に月江の事を幸せにしてくれるように頼み了解を得る。 そこへ坂出達が来て3人を斬り殺してしまう。 夜になり主水が長次郎の家を訪ね死体を発見する事に… まだ息があった長次郎は主水に答案用紙のすり替えるが行われた事を話し主水に刀を売った金で恨みを晴らしてくれる人を探して欲しいと頼む。 アジトに集合した仕事人達。 主水は長次郎の刀を金に替えて仲間達の前に出す。 仕事料の5両を仕事人達は受け取り恨みを晴らすべく出陣する。 [追記を読む] 22:54 コメント(0) [コメントを書く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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