必殺ブログ

2012年01月08日(日)
【#20「主水、宮本武蔵の子孫と試合をする」】
#20「主水、宮本武蔵の子孫と試合をする」


いつもは遅刻ばかりしていた主水が珍しく時間通りに来ていた。
あまりの寒さに暖を取っていると上司の田中が現れて主水に声を掛ける。
いつものように田中に嫌味を言われ同僚達に笑われてしまう。
何故かは解らないが田中は張り切っていた!
田中は同心達の名前を次々と呼ぶが主水は呼ばれなかった。
毎年恒例になっている北町奉行所との剣術対抗試合が行われる!
南町は負けてばかりだったのである。
勝てない理由は北町には向井 甚内と言う強者が居た。
田中の話によると向井は、あの宮本 武蔵の末孫である事が判明!
今回に限り向井に勝った者には、金一封の5両が貰える事になった。
それを聞いた主水は悔しがる。
夜になり主水は自宅に帰ると玄関で怖い顔した、りつが待ち構えていた!
あまりの迫力に後退りする主水…
家に入るなり正座をさせられ剣術対抗試合の代表に選ばれなかった事に対して、せんが文句を言う。
代表に選ばれなかった事を悔しがらない主水を2人が責める。
流石に気まずくなった主水は2人に謝る。
そこへ突然、田中が訪ねて来た。
どうやら大将が高熱を出してしまい代わりに主水が選ばれてしまう。
それを聞いた2人は大喜びをして田中を家に招き入れる!
それに対し主水は困惑するのだった。

ここは剣術の会場だった。
田中は主水が来ていない事に慌てる。
そこへ変な格好をした主水が現れる。
対戦相手の向井も登場!
試合が始まったが主水は向井に呆気なく倒されてしまう。
それは主水が見ていた夢の話だった!
寝ていた主水は、朝稽古をする為にりつに起こされる。
加代は町人相手に主水の試合を賭けに金儲けようとしていた。
それを見ていた順之助は加代に無謀な賭けだと言う。
町人達は向井が勝つ方に賭けていたからだった。
もし向井が勝てば加代は大損するからだ!
加代は主水の影の実力を知っている為、自信満々だった!
暢気な加代に呆れ果てる順之助…
加代は勇次の家に来ていた。
順之助同様、勇次も主水が勝てるなんて思っていなかったのだ。
加代は賞金の5両が貰えるとなれば主水は勝つと読んでいた!
御機嫌な顔で帰る加代を勇次は呆れた顔で見ていた。
順之助は主水を尾行し隠れて見ていた!
主水は雀を相手に刀を振り上げると雀は川の中へと落ちて行った。
それを見ていた順之助は主水の側に駆け寄る。
主水の影の実力を知った順之助は尊敬の眼差しで主水を見ていた。
秀は簪作りをしていた!
お民が外に居ると若い男女が声を掛ける。
男の名前は清太郎・女の名前は、おいよと言う。
秀に用事があり訪ねて来たのだった!
この2人は夫婦になる約束を交わし秀に簪を作って貰う為にやって来たのだ。
秀には断る理由などなかった。
秀の話によると、お民の命を救ってくれたが、おいよだった!
それが縁で2人は秀達とも顔見知りになっていた。
廻船問屋・相模屋で働いている清太郎が荷物のチェックをしていると偶然にも御禁制である唐三盆と呼ばれる白砂糖を見付けてしまい相模屋の主人・彦兵衛に見つかり激しく怒られる。
相模屋は清太郎に、この事は誰にも言わないでくれと口止めをする!
その一部始終を彦兵衛の妻・おしまが隠れて見ていた。
そして、剣術対抗試合の日がやって来た。
試合を見に来た加代と順之助…
そして、りつとせんの2人。
試合の方は1勝1敗の五分五分!
勝敗の行方は大将である主水にかかっていた。
とうとう大将同士の試合となった。
主水は腹が痛くなったから上司の田中に交代してくると頼むが断られる!
主水は仕方なく覚悟を決めて向井と戦う事になる。
加代と順之助が見守る中、遅れて勇次もやって来た。
向井の気迫に怯む主水だったが…りつとせんに睨まれる。
後ろを見れば上司の田中が睨む。
主水は悩んでいた。
もし勝ってしまえば下手をすると裏稼業の事がバレてしまうかもしれないと考えた主水は、あっさりと竹刀を投げ出しい負けてしまった。
それを見た加代は茫然…
りつとせんはガッカリとうなだれる。
勝負を見届けた勇次は、その場を立ち去る姿を順之助は追い掛けて勇次を呼び止めた!
主水が負けた事に対し順之助は納得が出来なかった。
勇次は主水が負けた事に対しては納得していた!
不思議がる順之助に裏稼業を守る為に負けた事を教える。
その言葉を聞いた順之助も納得する!
そこへ町人達に追い掛けられる加代が近付いて来る。
騒ぎに乗じて何とか逃げ出す加代。
それを追い掛ける町人達…
鼬ごっこの始まりだった!
夜になり向井と彦兵衛が密会していた。
彦兵衛は御禁制の唐三盆の事が清太郎を通じて妻・おしまにバレてしまった事を話す。
妻が奉行所へ訴えると言い出した為、向井に相談しに来たのだ。
向井は、おしまと清太郎を口封じしようと企んでいた。
彦兵衛は清太郎に、おしまの所へ行くように頼む。
清太郎は、おしまの所へ来ていた!
2人で居る所に彦兵衛がやって来て清太郎を殺してしまう。
そこへ向井もやって来て、おしまを殺す手助けをする。
主水は1人で奉行所に残っていた。
そこへ田中がやって来る。
誰も居ないので仕方なく主水を連れて奉行所を出る!
主水は殺しの現場に来ていた。
そこには清太郎とおしまが死んでいた。
彦兵衛は田中に2人が不義密通していた所を見て逆上して殺したと話す。
田中は彦兵衛の話を信用していたが主水だけは疑っていた。
そこへ向井が来て不義密通を見たと言う言葉を信じてしまう田中。
不信感を抱く主水…

翌朝、秀は水を汲みに外へ出ると塞ぎ込んでいるおいよの姿を目にする!
秀は気になり声を掛ける。
おいよから清太郎が殺されたと聞かされる。
殺された経緯を聞いた秀は納得が出来なかった。
お民が、その後ろ姿を心配そうに見ていた。
その頃、加代は順之助の家で賭けの配当金を計算していたが有り金では足りる筈もなく順之助の母親から見張り役のお金を前借りさせてもらえるように順之助に頼むが断られる。
勉強の邪魔になるからと加代を家から追い出そうとしていた。
嫌がる加代は居座る…
そこへ秀が加代を探しにやって来た!
主水に繋ぎを取ってくれと言うと秀は直ぐに去って行った。
主水・秀・加代の3人は目立たぬ場所で会っていた!
秀は清太郎が殺された件を主水に聞く為に呼んだのだ。
不義密通に関しては罪に問われないと言う主水に秀は納得が出来なかった!
だが主水は、この件に関しては不信感を抱いていた。
秀は清太郎には夫婦になる、おいよと言う女性が居るから不義密通なんて信じられないと言う。
あまりにも清太郎の件にこだわる秀を不審に思った主水は問い詰める。
秀は答えなかった!
見かねた加代が、おいよと言う女性が池にはまったお民を助けた事を話す。
それを聞いた秀は加代を怒鳴る!
この件に関しては裏の仕事にならないと言い主水は去って行く。
どうにも納得が出来ない秀を加代が宥めて自分と勇次が調べるから任せておけと言う。
主水は奉行所に居た。
お茶を飲んでいる田中に声を掛ける!
不義密通の現場に向井が居た事を不思議がっていた。
田中の話によれば向井は彦兵衛に呼ばれて屋敷に行って現場に居合わせたと言う。
その調書を書いたのは主水自身だった。
その事を指摘された為、主水は引き下がるしかなかった!
相模屋では荷物が着々と運び込まれ、それを秀が影から見ていた。
そこへ勇次がやって来て相模屋が抜け荷をしている噂があると秀に告げる。
秀は勇次に抜け荷の品物が唐三盆である事を教えてもらうと姿を消す。
秀は、おいよを呼び出して唐三盆の事を話す
おいよは相模屋で働いていたからだ。
清太郎が抜け荷の事を知り口封じの為に殺されたのではないかと尋ねるが、おいよは解らないと言う。
秀は、おいよに今後の事を聞く。
おいよは清太郎の四十九日が済んだら田舎に帰ると話す。
秀が帰ろうとした時に、おいよが彦兵衛とおしまが口論していた事を思い出した。
その話を聞いた秀は主水を呼び出して経緯を話す。
主水は邪魔になった妻を不義密通に見せかけて殺す事を企てたのは向井だと結論づけた!
秀は剣術の仕返しが出来ると主水に言う。
主水は秀に確かな証拠を押さえるように頼む。
夜になり、秀は相模屋を見張り始める。
そこへ向井がやって来た!
屋敷に忍び込み向井達の悪行を聞いていた。
その話を偶然にも、おいよが立ち聞きしてしまい殺される現場を秀は見てしまった…

翌朝、おいよの墓を立てた秀。
夜になりアジトに集まる仕事人達…
秀は清太郎が、おいよの為に簪を作って欲しいと預かっていた代金を仕事料にした。
無言で仕事料を受け取る仲間達…
秀も仕事料を受け取る。
2人の恨みを晴らす為に仕事人達は、それぞれ出陣するのだった!


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