必殺ブログ

2012年07月17日(火)
【#22「主水、大根めしを食べる」】
#22「主水、大根めしを食べる」


悪徳仕事人を仕置きするよう依頼された主水達。
ある夜、全員で仕事をしていた時だった。
相手が攻撃して来た針が秀の両瞼に刺さってしまった。
それを見た勇次が秀をサポートする形で仕事は終了…
しかし負傷した秀は、その場に倒れ込んでしまった。
それを見た加代と順之助は慌てて秀の側へ駆け寄る。
主水も何かを察知して側へ駆け寄った。
そこへ奴らの仲間がやって来たので主水達は危機を感じ身を隠した。
奴らが去った後、主水が声を掛ける。
順之助が目を負傷した事を主水に告げる!
秀の両瞼には針が2本刺さっていた…
翌朝、アジトに集合した仕事人達。
秀の様子を聞く順之助、それに対し秀は少し痛むと言う。
秀は布で目を抑えていた。
順之助は、その布を取るよう秀に言う。
秀は言われるまま布を取り静かに両目を開ける。
周囲を見渡す秀は順之助に明かりを付けるように頼む。
その言葉を聞いた主水の顔色が変わる。
一同は察していたのだ!
秀の目が見えなくなっている事を…
秀は自分の目が見えなくなっている事を信じられずにいたが、やがて自分自身でも受け入れざるを得ない状況になっていた。
目が見えなくなった事により主水は裏稼業は当分の間、休む事を仲間達に告げる。
主水は秀に目が治るまで家で寝てるように言う。
秀は自分の後釜を探すように主水へ言うが治るまで待つと言われる。
主水は勇次に昨夜の仕事人達に顔を見られていたら仕返しに来るかもしれないから秀と一緒に居る、お民を安全な場所へ移すように依頼した。
主水が去り…目が見えない事を受け入れた秀は苦悩する。

昨夜の仕事人達が仲間の敵を討つ為に金が必要になった。
それは新しい仲間を集める為だった!
その頃、主水は自宅に帰り朝食を食べていたが食欲がない。
それを見た、せんとりつは心配になる。
主水が言うには毎日、同じ料理だと食欲もなくなると言い…せんに文句を言う。
その場に居られなくなった主水は奉行所へ行く事にする。
りつから弁当を渡された主水は同じオカズばかりだと嫌味を言い奉行所へ向かう。
その頃、加代は井筒屋へと来ていた。
そこの女将・お種から奉公人を頼まれていたのだった!
その話を聞いた女将は大喜びしていた。
加代は女将から謝礼を貰った!
その足で秀の家へ行き、お民を井筒屋で働かせる事を知らせる。
何も知らない、お民に加代は説明をする。
それを無言で聞いていた秀は無理に行く事はないと反対をする。
お民は秀に頑張るからと安心させる。
秀は、お民の言葉を聞いて納得したようだった。
お民は秀に目が早く治るようにと自分が持っていた、お守りを渡すと秀は素直に受け取る。
支度が出来た頃に順之助がやって来て、お民を井筒屋へと連れて行く。
お民が居なくなると秀は見えない目で標的を刺す練習をしていた。
それを見た加代は焦らずに治す事を秀に諭す。
加代に言われて秀は練習を止める。
その頃、順之助とお民は井筒屋の近くへと来ていた。
お民は順之助に1人で行けるからと言い井筒屋へと入って行った。
その姿を見届けた順之助は、その場を去る。
井筒屋へと入って行った…お民は女将に厳しい言葉を浴びせられて裏口へと向かった。
その入れ違いに井筒屋の息子・松吉が帰って来た。
女将は新しい奉公人だと説明をする。
松吉はロクに仕事もせずに店の金を盗み出しては遊びほうけているドラ息子だった。
口うるさい女将が去ると店の金を盗もうとしていたが井筒屋の主人・庄兵衛に見つかり説教される。
その一部始終を見ていたのは…あの仕事人達だった。お民は女将に言われた通り裏口から入って来たが、また女将に怒鳴られてしまう。
庄兵衛は松吉に説教をしていた。
松吉は反省する所か開き直って自分がこんな風になったのは身代をいつまでも譲らない父親のせいだと言う。
そこへ女将もやって来て説教をする。
松吉は、はぐらかすように2人の前から去って行った。
戻って来た女将は、尚一層お民に厳しく接する。
その頃、目を休ませていた秀が仕事を始めようとしていた。
目が見えず思うように仕事が進まない秀はイライラを募らせていた。
その頃、お民は1人で食事の支度をしていると、そこへ松吉が帰宅して食事の支度が出来ていない、お民に辛くあたる。
お民は文句も言わず一生懸命に働いた。
そこまで頑張らせているのは秀の事が心配だからだった。
翌朝、奉行所では筆頭同心・田中が主水達に、お灸をさせていた。
相変わらず文句を言う主水…
段々と熱さに耐えられなくなった主水は弱音を吐く。
それを聞いた田中は主水に今、読んでいる本の経緯を説明するが…それに対して文句を言うが逆に田中に怒られてしまう。
また受験に失敗した順之助は仲間と顔を合わす事が出来ずに急いで家へと帰る。
そこで何かを決心して手紙を書き始めた。
その夜、あの仕事人が2人の男に頼み事をした。
相手は井筒屋の息子・松吉だった。
店から出て来た松吉に2人の男が態とぶつかり喧嘩を売って来た。
そこへ、あの仕事人が現れて松吉を助けたのだった。
これが仕事人達の狙いだった!
助けてもらった松吉は2人に酒や料理を振る舞った。
酒の勢いもあり酔った松吉は不満を爆発させた。
仕事人達の狙い通り松吉は自分の両親の悪口を言いまくる。

翌朝、順之助は加代に置き手紙を残して旅に出ていた。
暢気に手紙を読んでいる。
探す気など全くなし!
順之助の手紙には秀の事が書かれていた。
何かあれば治療してくれる医者の事も書かれていた!
順之助の母親が置き手紙を読んで加代の家と乗り込んで来た。
事情を知っている加代は知らないふりをして話を聞く。
加代は母親に見つけ出して連れ戻す事を頼まれる。
その夜、秀の世話をしに加代が来ていた。
帰ろとした時に突然、秀が苦しみ出し倒れ込む。
慌てて駆け寄る加代は順之助に教えてもらった医者へ行く事にする。
たった1人で秀を連れて行くのが困難になった加代は助けを求めに行く。
そこへ、たまたま夜回りをしていた主水と出くわす。
主水に事情を話すが勤務中だと断ろうとするが、そこへ田中がやって来て主水に手助けをするよう命令する!
上司の田中に命令されたら嫌とは言えず渋々…連れて行く事になった。
何とか秀を連れて来たが事態は一刻を争う事になっていた。
医者の話によると早急に手術をしないと失明すると断言されてしまったのだ。
秀は手術を了承するが加代は不安で仕方がない。
主水に相談するが手術をする事に賛成。
いよいよ手術が始まった!
麻酔もなしに手術をされる秀は、あまりの痛さに暴れ出す。
秀の身体を抑えつける人手が足りなくなり加代も手伝う羽目になる。
その頃、お民は仕事の途中で寝てしまっていた。
それを見つけた女将は庄兵衛を呼び布団へと運ぶ。
庄兵衛は女将に厳しすぎると非難をする。
女将は、お民を気に入ったらしく厳しくしていたのだった!
2人は、お民を養女にしようと話し合いをしていた。
その話を松吉が立ち聞きしていた。
翌朝、旅を続けていた順之助は休憩をしていた。
松吉が、あの仕事人達に井筒屋を皆殺しにする依頼をしていた。
ターゲットは庄兵衛・お種…そして、お民だった。
その話を聞いた順之助は慌てて立ち去る。
順之助は、あの夜の人物だと気付き主水達に知らせようとしていた。

順之助は秀の家にやって来ると…まだ秀と加代は眠っていた。
慌てて加代を起こした順之助は外へ連れ出した。
あの仕事人達がお民の命を狙っている事を加代に話す。
それを立ち聞きした秀は慌てて武器の簪を探し始める。
加代は順之助に主水達に知らせるように頼む。
ようやく簪を見つけ出した秀を加代が必死に止めるが言う事など聞く筈もなかった。
医者からは無理に目を使えば一生、見えなくなると言われていた。
何とか加代は秀を説得する事に成功した。
その夜、主水は仕事料も貰わずにタダ働きするのかと文句を言いまくる。
そんな主水を勇次が宥める。
加代は井筒屋の女将から貰った礼金を仕事料として差し出すと勇次が受け取る。
主水は仕事料があるなら話は別だと文句を言いながら受け取った。
4人は急いで井筒屋へと向かう。
今回は秀抜きの出陣となったのだった!

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