王家の呪い


 王家の呪い(curse of the pharaohs)とは、エジプト王家の墳墓を発掘する者には呪いがかかる、という考え方を表した表現。ファラオの呪い、ツタンカーメンの呪いとも呼ばれる。


 1920年代のエジプトにおいて、王家の谷でツタンカーメンの墳墓を発掘しミイラをとりだしたカーナヴォン卿および発掘に関係した数名らが、発掘作業の直後次々と急死した出来事からこうした伝説が生まれ、現在まで語り継がれている。

 実際に人間が数名急死しており、少なくとも単なる偶然だとは考えられないため、それが呪いによるものかどうかはともかくとして、多くの人が関心を寄せ、その原因について考察する人々がいた。何らかのガスが墳墓に溜まっていて、墳墓をあばいた時にそれを吸った影響ではないか、と見なす人もいた。 たとえば作家のコナン・ドイルもそれに類した見方を好んだひとりで、王の墳墓を荒らす墓荒らしどもを懲らしめるために致死性のカビのようなものが意図的に配置されていたのではないか、と見なした。

 一説では、死亡した発掘関係者の多くは高齢者で実際に不遇に死んだ関係者は少数であり更にその多くがこじつけといえるようなものであったとする。また、呪いの話はロンドン・タイムズに報道を独占させたカーナヴォン卿に恨みを抱いたとしたり、人々の好奇心をあおりたかったマスコミの喧伝に過ぎないとした人もいる。





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