桃の天然水の呪い


 桃の天然水は、日本たばこ産業(JT)が1996年に発売した清涼飲料水である。1998年に、当時若者から絶大な支持を得ていた歌手の華原朋美をCMに起用し年間1600万ケースも売れ大ヒット。しかしカビの混入による回収騒ぎが発生しイメージが悪化した事や、その後無糖飲料(主に緑茶)が主流になっていったことも影響し、売上げは下降の一途をたどる。そして、1999年に華原朋美が休養騒動に追い込まれたのを皮切りに、桃の天然水のCMの出演者が次々に不幸に見舞われるという恐ろしいジンクスが囁かれ、更なるイメージ悪化に繋がった。


 1998年に華原朋美によるCMがヒットしたものの、1999年に華原朋美が突然の休養騒動に追い込まれ降板、その後、当時の恋人の小室哲哉と破局してしまい、精神的にも不安定になってしまった上、人気歌手の座から転落してしまった。

 代打として歌手の浜崎あゆみが起用されたが、CM出演直後に体調不良で倒れてしまった。2000年には左耳が内耳性突発難聴となり、ハードスケジュールで休養をとらなかった為、2007年には左耳は完全に聴力を失うことになる。

 2000年には、桃天3人娘と題し、若手アイドルら(村田洋子・大谷みつほ・吉井怜)を起用。ところが、村田洋子がCM契約中にマネジャーと失踪騒動を起こした(後に復帰したときには病気であったと説明された)。

 そして、村田の変わりに、神戸みゆきが加入したが、今度は吉井玲が白血病でダウン。長期休養に追い込まれてしまった。その後、3人娘の構成は(神戸みゆき・大谷みつほ・三津谷葉子)に変更された。

 売上げが下降の一途をたどっていた桃の天然水は、モデルのデヴォン青木をCMに起用し、味・パッケージ共に改良を行い売上げ増加を狙ったがあまり成果は上げられず、CMは打ち切りとなった。

 2006年、桃の天然水を発売当初の味やパッケージに戻したことに伴い、8年ぶりに華原朋美をCMに再起用したが、直後に休養に追い込まれ、その後、華原は所属事務所をクビになってしまった。

 その後も呪いの連鎖は彼女たちを許さなかった。3人娘の神戸みゆきが、2008年6月18日に24歳という若さで心不全のため急逝してしまった。

 同年11月には3人娘の三津谷葉子が高速道路を走行中に突然タイヤが脱輪し、危うく大事故を起こすところだったことを自身のブログで明らかにしている。

 あくまで偶然の一致ではあるが、不幸に遭遇していない残る2人(デヴォン青木・大谷みつほ)に何も起こらないことを願うばかりである。





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